あよあのたす

書き散らし

2015年10月の日記

THE BACK HORNのTシャツにある『唯一者とその所有』の原文
 昨年発売されたTHE BACK HORNの「NEW Tシャツ」なるバンドシャツに、シュティルナーの『唯一者とその所有』からの引用があるのだが、内容はこのTシャツと同じ箇所である。(尚、リンク先の商品はもう生産されていない模様。)

 ドイツ語で書かれているのだがリンク先に和訳があるので、転載しておく。


 「Mir sind die Gegenstände nur Material, das ich verbrauche. Wo ich hingreife, fasse ich eine Wahrheit, die ich mir zurichte. Die Wahrheit ist mir gewiß, und ich brauche sie nicht zu ersehnen. Der Wahrheit einen Dienst zu leisten, ist nirgends meine Absicht; sie ist mir nur ein Nahrungsmittel für meinen denkenden Kopf, wie die Kartoffel für meinen verdauenden Magen, der Freund für mein geselliges Herz. Solange ich Lust und Kraft zu denken habe, dient mir jede Wahrheit nur dazu, sie nach meinem Vermögen zu verarbeiten. Wie für den Christen die Wirklichkeit oder Weltlichkeit, so ist für mich die Wahrheit »eitel und nichtig«. Sie existiert gerade so gut, als die Dinge dieser Welt fortexistieren, obgleich der Christ ihre Nichtigkeit bewiesen hat; aber sie ist eitel, weil sie ihren Wert nicht in sich hat, sondern in mir. Für sich ist sie wertlos. Die Wahrheit ist eine – Kreatur.

 諸物象は、僕にとっては僕の使用する材料にほかならぬ。僕の手をさしのべる場所に、僕は必ず何かの真理を把握して、それを僕に適合せしめる。真理は僕にとって確かなものであって、僕はそれを渇望する必要はない。真理に奉仕することは、いかなる場合にも僕の意向ではない。真理は僕にとって、ただ僕の思索する頭脳のための営養物である、恰も僕の消化のよい胃袋のための馬鈴薯、僕の人なつこい心臓にとって友人のように。僕が思索する興味と力とを持つ間、あらゆる真理は、単にそれが僕の能力に応じて加工されるためにのみ、僕にとって役立つのである。キリスト教徒にとって現実や俗事が「空しい無意味なもの」であるように、真理も僕にとっては矢張りそうである。キリスト教徒がこの世の物の無意味を説明しても猶それ等が存続するのと同じように、真理もまた存在するのである。しかし真理は空しいものである。なぜなら、その価値はそれ自身のうちに在るのではなく、僕のうちにあるからである。それそのものとしてはそれは無価値である。真理は一つの被造物である。」



 「ジャガイモの下り」とでも呼ぶべき部分だが、確かに掲げて外を歩いても恥ずかしくない名句である。特に「キリスト教徒〜」以下は、読めば読むほどに「これぞマックス=シュティルナー!」という感じがしてくる。
2015年10月25日(日)   No.78 (メモ)

無題
 調子がマシになって来た(気がする)。昨日はTHE BACK HORNとMUCCのツーマンを観に行った。ムックは初めて観たが、格好良かった。バックホーンは良すぎてワンマンのチケットの抽選まで応募してしまった。
2015年10月24日(土)   No.77 (LIVE)

ツイッターからそのまま転載
 カルロスとの合作が新しく2曲出来そうだ。こっちのやれることはやったから後は任せよう。

 KaoruことCarlos André FonsecaはLast.fmで知り合ったポルトガル人だ。Serial experiments lainが相当好きらしく、音楽性にも影響が出ている。
 https://soundcloud.com/k40ru

 当の本人はアンビエントやエレクトロニカっぽいものを作っているのだが、The Brian Jonestown Massacre、Spacemen 3、Singapore Slingをはじめとしたサイケにも造詣が深く、そこのところで気が合った。
 アニメ好きだけあって、日本語も結構勉強しているらしく、メール連絡がしやすい相手だ。元引きこもりらしいのも好感が持てる。俺みたいな変なオタクを発見したのは彼にとっては幸運だったのだろう。しかし実際どういう曲だと合作しやすいのか模索中である。

 カルロス→カール→カオルなのだと思うが、元ネタがあるのかもしれない。カオルの作品は何故かBandcampなどではなくArchiveで公開されている。アルバム『The Acid Family』は中々で、俺的に推薦盤だ。
 https://t.co/EGEptUpyJk
2015年10月22日(木)   No.76 (雑記)

無題
 日々を廃人のように過ごしている。どういう疾患かわからんちんなので、これから細かく診てもらう。
 しかし今日は少し調子が良かった。にも関わらず夜は寝付けないという、理不尽な目にあっている。
2015年10月03日(土)   No.75 (雑記)

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2015年10月25日(日)
THE BACK HORNのTシャツにある『唯一者とその所有』の原文
2015年10月24日(土)
無題
2015年10月22日(木)
ツイッターからそのまま転載
2015年10月03日(土)
無題

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