『Talking Rock! FES.2016』というのに行って来た。夏フェスというのは生まれて初めてである。春、秋、冬などに開催のフェスに行ったことはあったけれども、所謂夏フェスというものには無縁だった。 バックホーンが大阪のフェスに出る。エレファントカシマシも久々に見れるじゃないか。最近の国内ロックバンドをよく知らないから見てみたいな。そんな感じで、特に当該雑誌に思い入れは無いが、高い金払って観に行った。
電車乗り換えでミスしまくったけど何とか昼頃に到着。
クリープハイプ、Youtubeで観ても興味は持てなかったが、LIVEは結構面白かった。ギタリストの人がいい仕事してた。ヴォーカルの声帯がとんでもない。
THE BACK HORN、野外で存在感あるし、RIJの映像などを観ては汗だくな雰囲気を面白がっていたのだが、ライヴハウスや学祭以外で観たことが無かった。(機材セッティング時間に客がどんどん引き上げて行ったので)前方に飛び込んでしまった。 全曲シングル攻めだったけど、「光の結晶」が聴けて良かった。夏フェスは「幾千光年の孤独」や「サニー」に続いてこの曲のイメージが強かったから。まあ揉みくちゃ。「美しい名前」が意外にも、真夏の日差しの中で映えていた。
ACIDMANは初見。音源も全然聴かないのだが、「赤橙」で鳥肌立ってしまった。情熱のこもったMC。会場内を感動で包み込んでいた。
エレファントカシマシ、サポートメンバー付きも当たり前になった。一番星だったと思う。石くん、しばらく見ない間にあんな風貌に。お尻ペンペンに乳首露出に多動極まりない宮本浩次のパフォーマンス。新曲と定番曲ばっかだったが、この人も声帯が衰えないな。 「ガストロンジャー」と「ファイティンマン」、そうだ。今の俺はこれを聴きに来たのだ。
「化けの皮剥ぎにでかけようぜ」 「破壊されんだよ駄目なものはいずれ」 「己自身の道を歩むべく、反抗を続けてみようじゃないか」 「黒いバラとりはらい 白い風ながしこむ oh yeah」 「権力者の力には 鼻で笑ってこたえろ oh yeah」
俺に必要な言葉ばっかりだ。
GOOD ON THE REEL、何気に観るの二回目なのだが、けっこう好きなのだ。いい夢が見れそうだなあと思った。
俺はトリのアジカンをチラ見して帰る組の一人だった。観たい人は事前にステージ近くに密集していただろうし、実際遠くて聴きに行けたもんじゃなかった。大体「リライト」聴き終わったら夜も遅いということで帰る人が多かった。俺はその次の曲ぐらいで帰った。
まあ日本語ロックも御無沙汰になっていくけど、こういう機会が必要なのだ。グッズの類は買わずに200円のソフトドリンクを飲みまくっていた。缶チューハイ500円は高いし。 それにしても脚を痛めた。打撲か筋肉痛かも解らん。多分バックホーンの時だろう。靴紐ほどけてたし、顎に頭突き食らったし。 覚悟はしてたが日焼けと紫外線アレルギーで皮膚が尋常ではなかった。夏フェスは体力がいるのだなあ。
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