やい自由! 貴様、まだ息をしているのか。 未だ自分を、気高きもののように、上なるもののように、見せかけているのか。 それならば、俺が、お前を谷底に突き落としてやる。
やい自由、貴様、俺の玩具になれ!
おお、かつてはその王冠を、その錆びついたかんむりを見せびらかし、人々を眩しがらせていた自由、俺の慰み者となれ! 何人たりとも侵すことなかれ、などと神聖視されてきた貴様を、犯してやる!
偉そうな顔した自由、やい自由! 生意気な奴め! 這いつくばって、俺を満足させるためだけの果実になれ! 芋虫のように、果肉だけ好きに齧った後は、地べたに投げ棄ててやる! 自由、今の貴様は、本当の奴隷よりも本当に奴隷的だ! 腐った自由は見限った!奴隷は自由に操った!俺の意のままに!
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