今更だけど『月曜日の友達』を読んだ。この人の漫画は溢れる。ダムが決壊するんじゃないかと思う。胸の底よりも、横隔膜よりももっと深い奥底から、何かが全身へと溢れ出して零れそうな感覚が起こる。頭の中には記憶が巡る。血管やら神経系に何かが流れているらしい。
syrup16gが待望の、未発売トラックをアルバムにまとめてリリースするらしいと聴いて、何かが動き出しているということを感じた。 そういや、ずっと音沙汰が無かった阿部共実も新連載の単行本を出していたんだと思い出した。 どっかの誰かがブログに阿部漫画にシロップが合うって断言してて、何言ってんだコイツと思った。"Sonic Disorder"や"ソドシラソ"や"もういいって"を聴きながらこんなの読むかよって感じだった。 まあでも、"翌日"や"向日葵"や"月になって"なら、或いは"回送"や"きこえるかい"みたいな曲ならって、今なら思わなくもない。
来週なんばHatch。十六夜ツアーって付けたらしい。大阪での2公演で「四」と「九」を取りやがった。COPYグッズだって。佐藤元章さんのイラストのグッズが物販に出る。東京には当時からのファンが来るのかな。名前しか知らない「夢みたい」が音源化。
今月であの人が死んで、一年になるな。或るエゴイストがバイロイトで生まれた日も来る。 暗闇の中にいた。何してたんだって。倒され続けて、起ち上がったらもっぺん倒されて、その時に何かが動いてるのが視界に入って、やられるわけには行かないと、へばってんじゃねえぞと何度も思い直して。『DEAD OR ALIVE』から『俺の道』の頃のエレカシみたいに己自身に帰れと言い聞かせてる。見失うなよ。
世界には、肉を切らせて骨を断つしかない。ノーゲイン・ノーペインでもあるけど、こっちの方が状況を言い表してる。ガードが甘いとか言われて怯んでる場合じゃない。戦闘法はこれしかない。正面から切られに行って、一本の蝋燭に火を点ける以外にない。
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